ひな人形・五月人形・ぬいぐるみの処分方法
子どもが大きくなってしまうと、扱いに困ってしまうものの1つが「人形」ではないでしょうか。ひな人形や五月人形やぬいぐるみにはどんな捨て方があるのでしょうか。
基本的に五月人形やひな人形といった季節人形やぬいぐるみは、お住いの自治体のごみ収集で処分することができます。
ひな人形などの季節人形には、金属パーツが使われていないので、通常は可燃ごみとして処分可能です。ぬいぐるみも同じく可燃ごみとして捨てることができます。
もし人形に金属パーツが使われているのであれば、金属部分を取り外し、その部分だけを不燃ごみとして処分してください。残りの部分については可燃ごみとして処理します。
季節人形やぬいぐるみのサイズが大きい場合には、粗大ごみとして処分するのが通例となっています。
ただし、自治体のごみ収集方法は、お住いの自治体のルールによって多少異なってくるものです。処分方法で分からない点がある場合には、人形をごみとして出す前に、自治体に問い合わせるようにしてください。
ごみとして処分するのは心が痛むという人もいるでしょう。
そのような方は知り合いに譲られるか、あるいはリサイクルショップへの持ち込みを検討するとよいです。ただし、リサイクルショップの場合には買取りを拒否される可能性もあるので、注意しましょう。
譲る知り合いがいなかったり、リサイクルショップが近所にない場合には、ネットオークションで買いたいという方を探してみてください。
ネットオークションでうまく人形を売るコツは、人形の状態を隠すことなくつぶさに知らせておくことです。あらかじめクリーニングして、人形の状態をきれいにしておくことも大切です。
五月人形やひな人形といった季節人形の多くは、災厄を子どもの身代わりとして引き受けるという意味も持っています。
そのねぎらいをしたいと考えるのであれば、供養という処分方法を検討するのもおすすめです。供養は、引き受け手となってくれる神社やお寺を探す、あるいは一般社団法人日本人形協会に依頼するとよいでしょう。
供養をするとともに、人形の処分を引き受けてくれます。なお、季節人形だけでなく、ぬいぐるみも同じように処分できます。